【生活に活きる植物】 42・鶏頭(ケイトウ)

【大紀元日本9月9日】ケイトウは熱帯アジア原産で、日本には奈良時代に中国から渡来したヒユ科の1年草。秋の訪れを知らせるケイトウは万葉集をはじめ文学、美術でもお馴染みです。夏から秋にかけ、黄・赤・桃色などの花穂ができ、様々な色や形の園芸品種も多く作り出されています。夏、勢いのある時期に採取して乾燥した花が生薬の鶏冠花(けいかんか)、種子が鶏冠子(けいかんし)です。

また、ヒユ科ケイトウ属には別種のノゲイトウや葉を観賞するハゲイトウ(葉鶏頭、アマランサス)があります。

【学名】Celosia cristata

【別名】韓藍(からあい)

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