互いに数百発のビンタ 遅刻生徒への体罰に=広州市

【大紀元日本11月10日】広東省広州市でスクールバスの集合時間に遅れた小学5年生の2人に、互いに数百発のビンタをさせる体罰の動画がミニブログに流出した。

体罰を受けたのは広州市芳村新輝学校5年生の男子生徒2人。放課後のスクールバスの集合時間に遅れたため、担当教師に互いの顔を平手打ちするよう命じられた。2人が交互に相手をビンタする場面が動画に鮮明に写されている。同乗している生徒らは驚いた表情を見せる子もいれば、嘲笑う表情を見せる子もいる。

互いに数百発打った後に、教師は2人を怒鳴りつけた。2人の表情はいっそう暗くなった。前よりも力強く相手の顔を打ち始めた。それから35秒後、ようやく教師の命令で2人は手を止めた。

しかし、これで終わりではなかった。バスの先頭座席に座っていた教師が怒り狂った表情で2人のところにやってきて、さらに2人を怒鳴り、数発の力強いビンタを食らわせた。

最後に教師が平手打ち(スクリーンショット)

事件が発覚した後、同校の校長は体罰教師の解雇を表明したものの、親からの苦情がなかったため、生徒に怪我などの被害はなかったと判断していると語した。

(翻訳編集・張凛音)
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