光る豚肉、また発見!原因不明と当局=中国

【大紀元日本12月15日】「初めて光る豚肉を見た。びっくりした」-こう話すのは北京市在住の李さん。4日、近くの市場で1キロほどの豚肉を購入した。見た目には何ら普通の肉と変わらない。寒い冬場のため、肉を冷蔵庫で保存せず、台所にそのまま吊るしておいた。

7日の夜、飼っている猫に食べられてしまうからと、李さんは肉を寝室に移した。8日の早朝、起床した李さんは目にした恐ろしい光景に驚いたという。

「青々しく光っているものがある。ぼんやりとしてて、気味が悪かった」。確認したら、発光源はあの豚肉だった。

これを報じた北京大衆紙・新京報の記者もこの「光る肉」を確認した。暗いところで見ると、青い光を放っていた。

李さんは肉を水で何度も洗ったが、それでも光りは取れない。

肉を販売した店の店主に見せると、店主は驚き、肉を全部正規のルートから入荷したという。すべての肉に検査済の印が押されている。

北京市通州区動物検査検疫所の職員によると、問題の豚は飼育のとき、基準値を超えたリンを含む飼料を与えられた可能性があると答えた。または蛍光菌という細菌に感染したかもしれない。肉を切り分けるとき、この菌に感染すると、肉が光ってしまう恐れがある。

ほかの職員も、時々光る豚肉の話を聞くという。「原因は分からない。成分を検査したこともあるが、特に異常はなかった」と話す。

光る肉が発見されたのは今回初めてではない。2007年に西安市で見つかって以来、北京、上海、瀋陽、武漢、長沙など各地でも見つかっている。

食品衛生の専門家・董金獅氏によると、肉の贅肉部分を美味しそうに白く見せるため、蛍光増白物質が塗られた可能性があると指摘した。普通の水洗いでは落とすことが難しく、食用には適していないと同氏は述べた。

 (翻訳編集・高遠)
関連記事
とんでもないおふざけと残酷なディストピアを力づくで押し付けようとする単一の方針が、これほど急速に地球全体を支配したことはない。2020年、コロナウイルスを封じ込めようとする無益な試みによって、これは起こった。
1271年、モンゴルのフビライ・ハンが元を建て、初めての漢民族以外の皇帝となりました。その後、数十年にわたり、中国はかつてない規模の帝国となり、元は文化の多様性と国際貿易の栄えた時代となりました。
明の最初の皇帝・太祖の生い立ちは、朝廷生活とはほど遠く、彼は朱元璋と名付けられた農民の子供でした。彼は最初、僧侶の道を歩みましたが、モンゴル主導の元が朝廷内の闘争で弱体化する中で反乱軍に参加し、まもなく右に出るもののいない軍事家として才気を発揮することとなりました。
胃酸逆流の症状を抑える等、一般的な胃腸薬を服用している人は、知らず知らずのうちに偏頭痛を発症するリスクを高めているかもしれません。 このような一般的な治療薬と偏頭痛との関連性について、アメリカ神経学アカデミーが発行する「Neurology Clinical Practice」オンライン版に掲載されました。研究では、胃腸薬が偏頭痛を直接引き起こすとは断定されていないものの、両者の間には何らかの関連があるのではないかと考えられています。
子供のいじめ、自殺、暴力・・・昨今、心の痛むニュースが後を絶えません。生まれてきた時は、誰もが純粋で善良だったはずなのに、何が子供たちを悪へと走らせるのでしょうか。人生には学校の教科書から学ぶことのできない、大切な価値観があることを子供たちへ伝えることが重要です。将来を担っていく子供たちに、ぜひ読んでもらいたい物語を厳選しました。