20数年国に帰れない民主活動家たち 温家宝首相「まったく人道的でない」と発言か

【大紀元日本4月10日】4月初め、中国は清明節を迎える。皆、祖先の墓を参り、草むしりなどをして墓を掃除する。一方、1989年に武力弾圧された学生民主運動「六・四天安門事件」で海外に脱出した学生と民主活動家たちにとって、この墓参りは叶わぬ夢だ。彼らは事件以来、一度さえも国へ帰っていない。当時、学生たちを支持した著名学者・方励之氏が最近、死去したことを受けてか、温家宝首相は、帰国を許可を最高指導部の内部で提議したという。

当時の学生民主運動が武力弾圧されてから、中国政府は20人の学生リーダーを指名手配した。そのなかの一部は国外へ脱出することに成功したが、一部は逮捕され懲役刑に処された。後に、主要な役割を果たしたとされた一部の知識人や体制内の幹部も、相次ぎ米国や欧州、東南アジアに逃亡した。その数は数十人から数百人と伝えられている。

海外の中国語メディアの報道によると、温首相は発言の中で、彼らは事実上の海外追放となり、長年帰国できないこと、亡くなった親とは最期まで会えなかったことなどを取り上げて「全く人道的でない、人情が欠けている」と語った。また、その多くは国を愛しており、政府の一部の過ちを批判したに過ぎず、悪意があったわけではない、と同首相が話したという。

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