中国の臓器狩り 政法委トップ周永康が関与 新証拠が明らかに
【大紀元日本5月7日】不当に収監された法輪功学習者の臓器が奪取される中国の「臓器狩り」問題について、新たな証拠が浮上した。中央政治局常務委員で思想・宣伝部門トップ・李長春氏は、録音された特別調査員との電話の中で、同問題に中央政法(公安・司法)委員会トップ・周永康氏が関与していると明言した。
江沢民派の周永康氏は李長春氏と共に、胡錦濤主席の政敵とされる人物で、最近失脚した重慶市元トップ・薄煕来氏と盟友だった。海外の中国語情報サイトでは、周・薄両氏は次期最高指導者・習近平氏の就任を阻止する政変計画を企てていたと指摘されている。
このたび公開された録音記録は、中国共産党による法輪功迫害問題を調査する米国に本部がある独立組織「追査迫害法輪功国際組織(WOIPFG)」が先月30日発表したもの。WOIPFGの調査員は先月17日、元中央政法委トップ・羅幹氏の部下を装って、国外にいた李長春氏と通話することに成功した。
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