【ぶらり散歩道】ー山梨篇ー 萬休院の舞鶴松と桜

【大紀元日本5月17日】釜無川と並行に走る国道20号から細い道を高台に向かって上って行くと、車が20台は駐車できる駐車場に出る。車から降りてすぐ目につくのは、玉砂利を敷き詰めた手入れの行き届いた枯山水の庭園である。その向こうに、樹齢約450年と言われる赤松が見えた。かさ状の枝が階段状になり、全体の樹形が優美で、鶴の舞う姿に似ているところから舞鶴松と言われるようになったらしい。根回り4m、樹高9m、総枝回り74mの舞鶴松は、約370本の支柱で支えられている。昭和9年には、国の天然記念物に指定されている。

舞鶴松だけでも十分鑑賞に耐えられるのに、の季節はさらに素晴らしい。手前に見える玉砂利の白の美しい庭園、周囲に咲き誇る桜の淡い紅色、そして遠くに見える雪をかぶった南アルプスの山々、まさに一幅の絵と言っても過言ではない。特に、萬休院本堂前の若い紅枝垂れ桜の姿が美しく、何十本もある桜の中でも美しさは群を抜いている。

同じ町内に、日本三大名桜の一つ、江戸ひがん桜の山高神代桜がある。樹齢が樹齢だけに花の勢いがよいうちに見ておきたい桜である。

約4km離れた国道20号沿いに、道の駅はくしゅうがある。売店入口には、名水を自由に汲むことができるスタンドがあるので、ぜひ飲まれたらよいだろう。

萬休院:北杜市武川町下三吹 アクセス:JR長坂駅から車で20分 見学:自由

道の駅はくしゅう:北杜市白州町白須1308 アクセス:JR長坂駅から車で15分

営業時間:9:00~18:00 休業日:水曜日 駐車場:71台

地面まで届く紅枝垂桜

(江間十四子)

関連記事
1271年、モンゴルのフビライ・ハンが元を建て、初めての漢民族以外の皇帝となりました。その後、数十年にわたり、中国はかつてない規模の帝国となり、元は文化の多様性と国際貿易の栄えた時代となりました。
明の最初の皇帝・太祖の生い立ちは、朝廷生活とはほど遠く、彼は朱元璋と名付けられた農民の子供でした。彼は最初、僧侶の道を歩みましたが、モンゴル主導の元が朝廷内の闘争で弱体化する中で反乱軍に参加し、まもなく右に出るもののいない軍事家として才気を発揮することとなりました。
胃酸逆流の症状を抑える等、一般的な胃腸薬を服用している人は、知らず知らずのうちに偏頭痛を発症するリスクを高めているかもしれません。 このような一般的な治療薬と偏頭痛との関連性について、アメリカ神経学アカデミーが発行する「Neurology Clinical Practice」オンライン版に掲載されました。研究では、胃腸薬が偏頭痛を直接引き起こすとは断定されていないものの、両者の間には何らかの関連があるのではないかと考えられています。
子供のいじめ、自殺、暴力・・・昨今、心の痛むニュースが後を絶えません。生まれてきた時は、誰もが純粋で善良だったはずなのに、何が子供たちを悪へと走らせるのでしょうか。人生には学校の教科書から学ぶことのできない、大切な価値観があることを子供たちへ伝えることが重要です。将来を担っていく子供たちに、ぜひ読んでもらいたい物語を厳選しました。
さまざまな予測不可な症状に悩まされていませんか?一つの症状が改善されると、また別の症状が現れると感じていませんか?それはマスト細胞活性化症候群(MCAS)が原因かもしれません。