中国大手検索エンジン 法輪功情報を再度解禁、専門家「偶然なことではない」

【大紀元日本6月6日】大手検索エンジン「百度」(バイドゥ)は3日、法輪功を誹謗中傷するために作られた「天安門焼身自殺」の情報を一時解禁した。重慶市元トップの薄熙来氏の失脚で、法輪功弾圧を主導してきた江沢民派が大きな打撃を受けてから、法輪功弾圧の真相が度々検索できるようになった。専門家は「決して偶然なことではない」と述べ、指導部では法輪功弾圧問題を解決する糸口を探り、弾圧を主導した江沢民派と一線を画したい兆候だと指摘する。

2001年の大晦日に天安門広場で男女5人による焼身自殺事件が発生し、当局はすぐに法輪功学習者によるものだと断定し、弾圧の正当性をアピールした。この出来事は江沢民派が捏造した茶番劇だと分析するドキュメンタリー映画「偽火」が一時検索可能になった。 

これまで、法輪功や「六・四天安門事件」について、国内の検索エンジンで検索しても、当局に有利な関連情報しか閲覧できなかった。しかし、3月20日と5月30日の2回にわたり、法輪功の公式サイトや弾圧の真実に関する情報などが一時アクセス可能となった。

▶ 続きを読む
関連記事
日本の参議院議員・北村晴男氏は次のように述べた。日本や西側諸国では、肝臓や腎臓の移植は一般的だが、待機期間は通 […]
高市首相は中央アジア5か国と初の首脳会合を開催した。「東京宣言」を採択し、3兆円規模のビジネス目標やODA締結を含む「東京イニシアティブ」を立ち上げ、互恵的なパートナーシップの新時代を切り拓く
米軍は12月19日、米兵ら殺害への報復としてシリアのISIS拠点を空爆。トランプ大統領指揮のもと、精密誘導弾などを用いた大規模作戦を展開した。ヘグセス国防長官は「復讐の宣言」とし、断固たる姿勢を強調した
トランプ政権が「拘束と釈放」政策を全面的に廃止した結果、違法越境者の数が継続的に減少している。一方で拘留費用がかさみ、1520万ドル(約24億円)にも及ぶとされる。
台北市中心部で27歳男が煙幕弾投げ入れ、無差別に刃物襲撃。台北駅から百貨店内へ逃走し、3人死亡、6人負傷。容疑者は包囲され6階から転落死。警察が計画的犯行疑い捜査中