驚異の生命力  21日間飲まず食わずで生きた子猫

【大紀元日本8月3日】生後3カ月の子猫が中国上海から米国ロサンゼルスへの「密入国」に成功した。子猫は貨物船のコンテナに迷い込み、水も餌もないまま21日間かけて1万キロあまりの船旅を完遂したという。

7月11日、子猫はロサンゼルスの港に到着。入国審査の職員が発見した時は、かなり衰弱していたという。職員たちは子猫に「ニイハオ」(こんにちは)という名前を付けて、カリフォルニア州ロサンゼルスの動物養護センターに引き渡した。

このセンターのマヤダ主任は「こんな過酷な長旅を生きぬいたなんて」と子猫の驚異的な生命力に感嘆している。動物養護センターの職員の話によると、子猫は餌を食べた後にぐっすり眠り、翌日はとても元気になったという。

子猫は60日間の隔離検疫とワクチン注射、避妊手術を受けた後、貰い手が探された。

 ( 翻訳編集・文子)