【伝統を受け継ぐ】ガラス工芸「とんぼ玉」

【大紀元日本12月29日】「とんぼ玉」と聞いて「それって何?」と思うのは、記者一人ではないだろう。とんぼ玉というのは糸やひもを通す穴があいている、装飾を施したガラス玉のことで、外国では「グラスビーズ」と呼ばれることが多い。古くから世界中で、装身具や魔よけとして作られていたという。

古代メソポタミアやエジプトでは、紀元前15世紀ごろにはガラス製のとんぼ玉が作られており、ローマ時代になると精巧なモザイク玉や人面玉など、手の込んだものが作られていた。日本最古のガラス玉は勾玉(まがたま)で、ヒスイなどの貴石に代わるものとして、弥生時代中期ごろに作られるようになった。

現在につながる「とんぼ玉」のルーツといえば、江戸時代にさかのぼることになる。とんぼ玉という呼び方も江戸時代に始まり、日本独特の名称である。名の由来は諸説あるが、トンボの目に似ているから、というのが一般的なようだ。

▶ 続きを読む
関連記事
「いつかやりたい」と思いながら、先延ばしにしていることはありませんか?本を読む、友人に連絡する、旅に出る、運動を始める――人生を変えるのは、大きな決断より「今日やってみる」という小さな一歩かもしれません。今すぐ始める7つの方法とは?
いつもの料理にシナモンや生姜を加えるだけで、腸内環境が変わるかもしれません。最新研究では、これらの身近なスパイスが血糖コントロールに関わる有益な腸内細菌を増やす可能性が判明。手軽にできる腸活のヒントと注意点を紹介します。
たった一つの親切が、相手の一日だけでなく、自分の心や体にも影響するかもしれません。善意がもたらす変化を科学から見ていきます。
手のひらの赤みや白目の黄ばみは、単なる疲れではないかもしれません。沈黙の臓器と呼ばれる肝臓は、意外な場所にサインを出すことがあります。
二百年同じ井戸水で豆腐を作る京都の職人や、一生ものの伝統工芸品。効率よりも誠実さを選び、自らの心を映す「ものづくり」の姿勢から、世界中を惹きつけ信頼される日本固有の「信」の精神を紐解きます