カビだらけ、便所の片隅の漬物・・・重慶市の喫茶厨房の写真ネット流出

人気のジュースに変身するカビだらけのマンゴ(ミニ・ブログ写真)

【大紀元日本4月18日】カビだらけのマンゴーで作られるジュース、便所の片隅で漬ける昆布。中国のミニブログ・微博で公開された、目も当てられないほど不衛生な某喫茶店の厨房写真104枚が、注目を集めた。

撮影したのは、重慶市の喫茶店でアルバイトしていたという重慶大学3年生と名乗る楊斌さん(仮名)。彼によると、飲みものと軽食を作る食材の多くは賞味期限が過ぎたもの。「なかには半年以上も賞味期限が過ぎたのもある、最初から製造日がないのもあった」という。写真は全て、仕事中に隠れて撮ったものだ。

「使い捨てのコップも洗って二度利用」

トイレに置かれた塩昆布の漬物桶(ミニ・ブログ写真)

写真の中でひときわ目を引くのはジュースに変身する腐ったマンゴー。そして、軽食の塩味昆布は、置き場所がないためか、従業員用の便所の片隅で漬けられている。「トイレ中に異様な匂いが漂う。用を足すとき吐き気に堪えるのが精一杯だ」

楊さんがミニブログで問題の喫茶店の店名を公開している。

外から覗くことができる厨房は一見、整然としている。楊さんの話では、この店はそこそこ繁盛している。「飲みものは毎日100杯以上を売れている。軽食の売り上げはもっとすごい」

「店員は皆黙っている。でも友人たちが毎日美味しいそうに食べに来るのをみて、耐えられなくなった」と、写真を暴露した経緯を自身の微博につづった。

この書き込みは微博利用者の多く転載され、強い関心を集めている。

地元紙「重慶商報」の記者は、メディアであることを隠し、この喫茶店に訪れた。微博で流出している賞味期限切れの食材の使用や、便所の昆布漬けの存在について聞いたが、店側は事実関係を否定し、現場を見ることはできなかったという。

(翻訳編集・叶子)
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