【ぶらり散歩道】ー福岡編ー 八女市福島の街並み

【大紀元日本6月27日】八女(やめ)市は福岡県の南部にあり、八女茶の産地として有名です。また古い歴史のある町としても知られており、古代から筑紫の国の中心地として栄えました。

八女市の中心市街地・福島は慶長5年(1600年)関が原の戦いで功を上げた田中吉政が城下町をつくった後、大きく栄えたという歴史があります。

福島の町家建築は、「居蔵(いぐら)」と呼ばれる妻入入母屋大壁塗込造りを基本とする土蔵造りで、江戸時代以来しばしば大火に襲われたことから、江戸末期から明治にかけて建てられたそうです。

そして古い町並みをただ保存するだけでなく市民と行政が協力し、空き家となった建物などに手を加えています。その成果としてギャラリーや飲食店などさまざまなショップが開店し、歴史と現代が見事に融合されています。

新聞販売店です

こちらは、かまぼこ屋さん。老舗って感じですよね

いまはクラフトギャラリーとなっていますが、かつては銀行だったのでしょうか

八女市は良質のお茶の産地として知られています 八女茶は有名ブランドです

建てられた当時は「モダンな建物」と評判になったでしょうね

昔懐かしいたばこ屋さん。めっきり見かけなくなりました

(文/写真・佐吉 2013年5月)