中国で強制連行されたベトナム人12人、無事帰国
【大紀元日本9月19日】北京で当局に身柄拘束されていたベトナム人12人がこのほど、全員釈放され、ハノイに帰国した。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が関係者を取材し、この事件の詳細を報じた。
同報道によると、6日、中国に滞在中のベトナム人法輪功学習者12人が、滞在先の北京市のゲストハウスから、何の説明もなしに警察当局に強制連行され、全員が殴る蹴るなどの激しい暴行を受けたという。翌日、即刻国外退去を命じられた女性メンバー6人がベトナムに戻り、書類不備の男性メンバー6人は5日間監禁された後、12日に釈放されて帰国した。
RFAの取材に応じたメンバーたちは、監禁中に受けた拷問の実態を明かした。それによると、気絶寸前まで暴行され、全身血だらけになった人や、長時間にわたり縛りあげられたうえ猿ぐつわをされた若い女性もいた。また、それに抗議するためハンガーストライキを決行したメンバーに対して、警官は鼻から管を強引に差し込んで、食物を無理やりに流し込んだという。
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