スタバにサムスン 強まる外資叩き 事業拡大見合わせの企業が増加
【大紀元日本10月23日】中国に進出している外国企業が相次ぎ槍玉に挙げられている。中国中央テレビ(CCTV)が、米コーヒーチェーン大手スターバックスが中国での価格設定が海外より高く「暴利を貪っている」と批判した翌日、韓国サムスン電子が手がけるスマートフォンの設計に欠陥があることを指摘し、高額の修理代を非難した。
欠陥が指摘されたのはギャラクシーのNoteシリーズとSシリーズ。突然のシャットダウンや電源を入れても立ち上がらないといったクレームが多数寄せられているという。また、こうした不具合の修理代金が3万円近くかかる場合があり、「責任を消費者に転嫁している」と批判した。
習近平・李克強政権が発足した3月から、外国企業が非難の的にされることが続いている。同3月、アップルが国営メディアから猛攻撃を受けた。保証制度など中国の消費者に対するアップルのサービスが他の国に比べ劣っているとCCTVは主張し、人民日報はさらに「比類なき傲慢さ」と切り捨てた。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。