【神韻ブログ】ダンスが創作されていく過程

神韻ダンサー ジェード・ジャンさん 

【大紀元日本1月9日】今月末、7回目の神韻世界ツアー日本公演が東京と神戸で開催されます。舞台の上で息を呑む技をつぎつぎと披露し、心を揺さぶるストーリーをつぎつぎと編み出す芸術団のアーティストたちは自らのブログで、舞台上で見られない一面を見せてくれます。練習秘話や日常、世界の街角などを綴ったものをこの【神韻ブログ】コーナーでご紹介します。今日ご紹介するのは、今回の公演の裏話、「ダンスが創作されていく過程」という、昨年9月のブログ記事です。

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9月になった!暦をめくり、肌寒い日がまたやって来ることを予期する。木の葉が、スクールバスの黄色よりも濃い黄色に変わっていく。そして、2014年シーズンの初演までもう3ヶ月もないという思いが浮かんだ。

シーズンオフといっても、ダンサーには「オフ」というものは存在しないのが現状だ。日々のトレーニングに加えて、新しいダンスを学び、復習し、完璧に仕上げるという流れがある。衣装合わせ、髪飾りのチェック、オーケストラとのリハーサルなども大事な項目だ。今はいわゆる「初稿 」の真っ只中だ。新たな演目に向けて全てをまとめるため皆が協力している。

踊りの演目を制作することはさほど複雑なことではないと思われるかもしれないが、全チームが同時進行する大作業だ。振付師がアイデアを得て、作曲家を探し、旋律に合った身体表現を考案する。そしてダンサーはリハーサルを重ね、オーケストラは譜面を学ぶ。同時に、衣装係は衣装のセットを手縫いし、プロジェクター専門家たちは、舞台背景のデザインを始める。

着想を形にするまでの過程で、踊りが最初のままということはまずない。振付けに変更がなくても、 衣装が動作の邪魔になるとか、ストーリーに明確さが求められるとか、音に迫力が欠けるなど、全てを合わせると、それぞれの要素が調和しないこともある。いずれの場合も、振付け、作曲、衣装デザイン、そしてプロジェクトチームが、これまでの着想をいったん中止し、練り直し、その部分を繰り返すという作業を踏むこととなる。

隊形の組み直し、動作の入れ替え、振付師のインスピレーションによるとっさの位置替え、関わる者ひとりひとりの協力がなければカオスに陥る状況だ。しかし、 一歩一歩のステップの改善が、神韻の珠玉のダンスに磨きをかけていく。こうして、前回とは全く異なる舞台が確実に生み出されている。

前進あるのみ!

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中国伝統舞踊の復興を掲げる神韻芸術団を大紀元はサポートしています。

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