【佛家故事】 輪廻転生(二) ー父親が羊(娘)で饗するー
【大紀元日本6月9日】唐の貞観(じょうがん)の時代、都に韋慶植という人がいた。彼の娘は幼い頃に他界し、夫婦共々非常に悲しんでいた。
2年後のある日、韋慶植は客を招くために羊を買った。その日の夜、韋慶植の妻は、亡くなった娘が黒のスカートに白いシャツを着て現れる夢を見た。髪に一対の玉かんざしを挿した娘は、悲しげな顔で話した。「私は誕生日の日に、お金をこっそり盗みましたが、その事について誰にも告げませんでした。今は羊に生まれ変わって、それを返しに来たのです。明日の朝、殺されます。お母さん、どうか私の命を救って下さい」
母親は驚いて目を覚まし、買ってきた羊を見に行った。この羊は下半身が黒く、上半身は白く、頭に白い毛が二点あって、玉かんざしのように見える。妻は、その羊を殺さないようにと料理人にきつく言い渡した。しかし、夫の韋慶植はそのことを知らず、客たちが来ているのに料理が出ないことに腹を立てた。料理人は仕方なく羊を殺し、おいしい料理をこしらえた。
関連記事
恐怖は心だけでなく、体にも影響を残すことがあります。頻尿、不眠、動悸と腎の関係を中医学の視点で解説します
「もう年だから」「今さら遅い」。そう思っていませんか?向上心は年齢に関係なく、誰もが持てるものです。日常の中で実践できる7つの方法で、もう一度「なりたい自分」を目指しましょう
一枚の桑の葉が蚕の体内で絹糸へと変わり、礼制や衣冠文化を支え、五千年の中華文明を紡ぎ出していく。小さな生命の神秘と悠久の歴史の源流、そして万物に宿る秩序と思索を描いた文明論エッセイ
数百年を生きるグリーンランドサメの目は、200歳を超えても衰えていなかった? 最新研究で判明した、老化しない網膜と強力なDNA修復機構の驚くべき実態とは。人間の視力低下を防ぎ、加齢に伴う眼病治療の未来を変える潜在能力に迫ります
良い人生とは何か。快楽、意味、徳という古代哲学の問いを、炎症や寿命、細胞の反応から見つめ直します