恐るべきメディア・コントロールの実態

【お薦め本】『中国の嘘』 何清漣 著

テレビで天津市での大爆発事故の報道を見ていたら、天津在住の日本人の「現地より日本の報道の方が早い」という趣旨の発言が紹介されていた。大事故で多くの人が亡くなっているのに、外国の方が被害状況を早く報道している・・・。どうしてこんなことが起こるのだろう?

何清漣氏の『中国の嘘』は、10年前の2005年に日本で発売されている。しかし本書を読めば、なぜ外国の方が自国(中国)より早く報道できるのかが理解できる。それは中国のメディア・コントロールがこの10年前からほとんど変化していない証拠でもある。いや、むしろ共産党が政権を樹立した時にすでに現在の原型があったことが分かる。

長くなるが本文から引用させていただく。       

▶ 続きを読む
関連記事
研究では、生物学的年齢は生活習慣によって変わることが判明。運動、食事、睡眠、喫煙・飲酒の回避、ストレス管理の5つを改善するだけで、老化を遅らせ、寿命を延ばす可能性が示された。習慣の見直しは何歳からでも効果があるという。
初めての心不全・脳卒中の影に、実は99%以上が共通の4つの兆候を抱えていた――最新研究が示した「見逃しやすい危険信号」と、予防のために今すぐ見直すべき生活習慣をわかりやすく解説します。
人気食材アボカドには、歴史・性の健康・怪我・アレルギー・動物毒性まで意外すぎる秘密が満載。読むほど驚きが続く「7つの知られざる真実」をご紹介します。
数百年前の喫煙習慣が、なんと骨にまで刻まれていた──。最新研究が明かした「骨が語る喫煙の記憶」は、健康観を揺さぶる驚きの事実です。
浜崎あゆみの上海での公演がキャンセルされた後の行動に称賛が集まっている。中共政府の常軌を逸した日本への外交攻撃に巻き込まれたが、今回のトラブルはかえってチャンスを広げる結果となるかもしれない。