青少年のHIV感染症死亡10年で2倍=アジア
アジア太平洋地域における青少年のHIV感染症による死亡者数について、専門家は11月30日、05年と比べ約2倍に増加していると指摘し、感染の拡大に警鐘を鳴らした。
国連の報告によると、同地域の新たな感染者7人のうち1人が15歳から19歳までの未成年者で、この年代の昨年の感染者数は約5万人。10歳から19歳までの年齢層では、感染症による死亡者数が、05年の3100人から2014年の6600人へと激増している。
アジア地域全体では、10歳から19歳までの約22万人がHIVに感染しており、感染率の最も高い国はインド。インドネシア、タイ、ミャンマー、ベトナム、中国、カンボジア、フィリピン、パプア・ニューギニア、パキスタンがそのあとに続いている。都市別では、バンコク、ハノイ、ジャカルタといった大都市で感染者の増加率が高いことが示されている。
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