機転を利かせて
救命メール誤送信 米警察は連絡リレーで女子学生を救う
「友達が自殺するー」。イタリア留学中の女子学生の身を案じた友人が、現地警察へ通報したはずだったが、誤って同じ町名の米国の警察へ送ってしまう。しかし、機転を利かせた米警察局長が、国際機関を通じて連絡リレーを行い、イタリア警察へ伝えた。誤送信から2時間後、救急隊が到着し、女子学生は命を取り留めた。
今月14日、イギリス留学中の中国人の男子学生は、ネット上でやりとりを交わすイタリア留学中の中国人女子学生が、大量の精神安定剤を服用し、手首を切って自殺を図ろうとしているのを知り、警察にメールで通報。
しかし男子学生は、イタリア・ベローナへ送るはずのメールを、誤って同町名の米国ニュージャーシー州ベローナに送信してしまう。
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