上海ディズニー
上海ディズニー開園、X線検査や警備犬 ものものしい雰囲気
6月16日、大雨の中、開園初日を迎えた上海ディズニーランド。2日前上海浦東国際空港で発生した爆発事件の影響で、開園に当たって上海ディズニーは警戒を強め、物々しい雰囲気に包まれた。
爆発事件うけて 入場門には警備犬 X線検査
国内報道によると、浦東国際空港での爆発事件と米国で発生した銃乱射事件の影響を受けて、上海ディズニーは警戒レベルを引き上げ、入園者に対して、「荷物を必ず検査する。検査したらまた検査をする」との厳しい手荷物検査を行った。園への入口となる正門には、危険物探知の警備犬も待機していた。安全確保に当たる園内警備員の人数を増やしたという。
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