中国大学生の変身ぶり
「英語が仮面に」 中国人学生に対する米人英語教師の考察
北京の中国外交学院で英語の教壇に立つ外国人教諭による中国人学生論が、米国の雑誌『フォーリン・ポリシー(外交政策)』に掲載された。この雑誌は外交・国際問題をテーマとしており、国際的に権威があることでも知られている。その記事によると、中国人学生は英語で会話をするときには警戒心が薄れ、個人的な事情を口にしやすくなる傾向があるという。
著者であるマット・デバッツ氏は英語教師として北京に赴任する前、実際の講義において直面するとおぼしき問題に対し、様々な準備を重ねていた。だが、学生が盗作やカンニングを行ったり、ディスカッションへの参加を渋ったり、丸暗記に頼るような学習方法を行ったりすることは想定していたが、英語を使うだけで中国人学生が長年心の中にしまっていた秘密を話し始めるとは思ってもみなかったと語っている。
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