人気シャンプーで脱毛被害 FDAも調査開始=米国
日本のテレビでもよく販売広告を見かけるアメリカ製の人気シャンプー、ウェン(WEN)の開発者チャズ・ディーン氏と通販販売会社ガシー・レンカー社に対し、消費者1千人以上が被害を訴えている事件について、事態を重く見た米食品医薬品局(FDA)はシャンプーの品質について調査を開始した。
最初に被害報告が出されたのは2014年7月。フロリダ在住のエイミー・フリードマンさんが、ウェンを使用したところ2週間後に髪の毛が抜け落ちたことを理由に訴訟を起こした。
また15年には全米から集まった127人の女性消費者による集団訴訟が起きており、今年1月にはその数が200人以上に膨れ上がった。 訴えによると、程度の差はあるものの、いずれも抜け毛の増加や髪の毛が切れる、あるいは円形脱毛症や痒み、湿疹などが引き起こされたという。
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