江沢民の非人道性
米国の中国専門委員会が注目 中国の人権派弁護士
米国の中国に関する連邦議会・行政委員会CECC(Congressional-Executive Commission on China)は10月6日、2016年度中国レポートを発表した。今回のレポートの中では、「中国在住の法律専門家であり東南大学法学部教授も務める張賛寧弁護士の現状に懸念を表明する」と初めて記載されている。
このレポートには、張弁護士が15年11月に法輪功学習者の呉紅衛氏の弁護を引き受けた際、中国公安から脅迫や嫌がらせを受けていたことがマスコミに報じられたこと、またこれまでに多くの法輪功学習者の弁護を引き受けてきたため、当局司法部が同氏に対する調査を開始しているといったことが記されている。
明慧ネットによると、張弁護士は15年11月27日に法輪功学習者、呉紅衛氏の裁判で被告の無罪を主張した際に、「江沢民前国家主席が法輪功弾圧機関である「610弁公室」を違法に設立して学習者を弾圧したことは法制度を崩壊させる行為であり、江沢民こそが大きな罪を犯した張本人だ」と訴えている。
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