米映像界最高栄誉のピーボディ賞を受賞したドキュメンタリー映画「Human Harvest(人狩り)」(新唐人テレビ)
臓器狩り

震撼させられる話題の受賞作 ドキュメンタリー映画 東京で初公開

中国の収監者を対象に臓器が強制摘出されているという人道犯罪を調査したドキュメンタリー映画「Human Harvest(仮邦題:人狩り)」が11月30日、東京で初上映会が開かれた。作品に出演したカナダ人権弁護士デービッド・マタス氏や、台湾の人権弁護士・朱婉琪氏が出席し、問題の背景などを解説した。

ドキュメンタリー映画「人狩り」は2015年、米映像界最高栄誉のピーボディ賞(Peabody Awards)英国際放送協会(AIB)最優秀賞を受賞した。中国系カナダ人の映画監督・李雲翔氏は、中国で起きている収容者の臓器収奪について独立調査し、中国国家ぐるみの人道に対する犯罪であるという証拠を国際社会に提示した。

マタス弁護士と朱弁護士は上映会に出席し、来場者の質問に答えた。両氏は、日本政府は中国に対して、道徳問題について非難するだけでなく、法律においても、アメリカや台湾の例にならい、この臓器狩りをやめさせる措置や行動をとるようにと訴えた。

▶ 続きを読む
関連記事
サウジのムハンマド・ビン・サルマン王太子がホワイトハウスを訪問。米サウジ関係の転換点となる防衛・外交・AI・中東和平の議論が交わされる。
ドイツで17日、少年時代のヨハン・ゼバスティアン・バッハが作曲した二つのオルガン曲が公開された。長らく所在不明だった作品の披露に、文化相は「音楽界にとって偉大な瞬間」と称賛した
国連安保理は米国案のガザ和平計画を支持し、国際治安維持部隊の派遣権限を承認。パレスチナ国家樹立にも言及
アメリカのトランプ大統領は11月14日、イギリス放送協会(BBC)を今週中にも提訴し、損害賠償を求める可能性があると記者団に語った。
高市早苗首相の台湾有事に関する発言を受け、日中関係の緊張が一段と高まる中、17日、台湾の頼清徳総統は中国共産党政府に対して「地域の平和と安定を乱すトラブルメーカーになるべきではない」と強く訴えた