中国とアフリカ
「アフリカ中国化の一環」2カ国間結ぶ中国資本の電車開通
経済成長著しいエチオピアの首都と、紅海に面する小国ジブチを結ぶ中国資本による鉄道が10日、正式に開通した。アフリカでは中国の影響力が拡大しており、専門家は「エチオピアは『中国のアフリカ』になる通り道の一つとなっている」と指摘する。
鉄道は、アフリカの国際的機関が置かれ、経済成長の著しい人口9400万人のエチオピアの首都アジスアベバから、紅海に面した港湾国ジブチを結ぶ。路線の総距離は750キロ。
中国の主張によると、内陸国であるエチオピアには海路が必要で、鉄道計画は双方の国の経済にとって有益であるという。習近平国家主席の公式使節団として徐紹史・国家発展改革委員会主任は2016年10月、アジスアベバで開かれた鉄道の開通式で、「21世紀の中国アフリカ間の友好鉄道」と述べた。
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