【動画】ゴミが弦楽器に 400の作品全て演奏可能

ニューヨークに住むケン・バトラー(Ken Butler)さんは、弦楽器作りに長けている。拾ってきたゴミを材料にして、安くてユニークな作品に仕上げる。彼は1978年から作り始め、出来上がった作品はすでに400アイテム以上。実際に演奏もできることから話題を呼んでいる。

自分はアーティストでもあり、又ミュージシャンでもあると言うバトラーさん。自宅の地下室に放置されていた古いに、2つの駒と2本の弦をつけたものが最初の作品だ。これをエレキギター用アンプに繋ぎ、弓で弾いてみたところ、バイオリンのようなきれいな音が出た。周りから励まされ、弦楽器作りを始めることにしたという。

バトラーさんがこれまでに利用した材料は、テニスラケット、野球バット、ほうき、歯ブラシ、ゴルフクラブ、家具のパーツ、発泡スチロールなど。すべてゴミ箱から拾ってきたものばかりだ。

スプーンも立派な楽器に(スクリーンショット)

これからもゴミを弦楽器に変え続けていくと言うバトラーさん。「自分の身の回りにあるものにも、まだ十分な利用価値があるということを人々に伝えたい」と話した。

 

動画

(翻訳編集・豊山)

関連記事
いつもと変わらない学食の風景。ギンガムチェックのテーブルクロスに、ソースがたっぷりとかかった熱々のパスタも準備OK。あとは子供たちが来るのを待つだけです。
カナダに住む1歳のメリー・リンちゃん(Mary-Lynne、当時生後10か月)がママの歌声に聞き入りながら、涙を流す姿が「可愛い!!」とネットで話題になっています。
オーストラリアで25日から26日にかけて記録的な豪雨が発生し、観光名所の巨大な一枚岩「エアーズロック」から、「滝」が流れる様子が確認された。
ニワトリがピアノを弾くなんて、あなたは信じられますか?「ジョグー(Jokgu)」という雌のニワトリが、見事に弾いてみせました。「弾く」と言うよりも、くちばしでキーボードを「叩いている」に近いかもしれません。
ベラルーシ共和国のAliaksei Zholnerさんが、紙でパイプオルガンを作製しました。パイプオルガンは、風(加圧した空気)をパイプに送り込み、リード(振動して音源となる金属製か竹製薄片)を振るわせて音を出す楽器。ペダルを踏んで風を送る代わりに風船を使います。