最近、中国最大規模のニセ靴工場が摘発された。上海のナイキの正規店舗で品物を管理するスタッフ(GettyImages)

ナイキなど偽ブランド靴工場摘発、中国最大規模=安徽省

中国メディアは25日、中国の安徽省蚌埠市でブランドシューズの模造品を製造していた靴工場を摘発したと報じた。ナイキなどの偽ブランド靴50万足余りが押収され、偽靴の販売で2012年以降、少なくとも計約6億元(約97億円)の売り上げがあったという。ニセの靴製造では、これまでで最大の規模と伝えらている。

きっかけは、ナイキ中国本社の代表者が2015年、中東やアフリカ諸国などの地域では同社ブランドの模造品が大量に出回っていると警察に通報したことから。製造地についてベトナムやマレーシアなどの表示があったが、実際は、蚌埠市周辺で製造されたものだったという。

警察当局の調べによると、摘発された企業は、正規品の製造を行っているあるグループ企業の一部だった。工場には大規模な靴製造ラインを構え、繁忙期は多くとも1000人以上の従業員が徹夜勤務していた。しかも、「きちんと」組織立っており、生産、販売、アフターサービスなどの部署のほかに、「品質管理部」まで設けられていたという。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の不動産富豪、潘石屹氏が私的な会食で、任志強の拘束や習近平を批判する書簡について語る動画が流出した。書簡は11人に送られ、その後複数人が拘束されたという
米中首脳会談で延長の「貿易休戦」。だが、レアアース問題は解決していない。米欧が供給網を再構築するまで数年を要する一方、北京はなお輸出管理を交渉材料にできる。2027年1月10日までの「時間」をめぐる競争が始まった
中国の土地譲渡収入は2026年1~8月に前年同期比28.6%減少した。地方政府の財政や債務返済への影響が懸念され、「土地財政」が歴史的使命を終える可能性を指摘している
アリババは宅配大手ZTOエクスプレス株を約5億ドルで売却した。過去2年間の資産売却額は200億元を超え、非中核事業を縮小しながらAIとクラウドへの投資を加速している
2026年の最初の8か月間に、中国の「一帯一路」参加国への非金融分野の直接投資は前年同期比11.3%減少し、中国全体の海外非金融分野の直接投資も14.4%減少した。