当局の抑制措置が短期的に奏功しているようだが、バブルを根本的に沈静化できないとの見方が広がっている。(Getty Images)

中国、住宅の年収倍率が高止まり 16都市が10倍以上

  中国当局はこれまで、不動産市場の過熱を抑えるために様々な規制措置を打ち出したが、住宅の年収倍率が依然と高水準で推移し、不動産バブルへの懸念は高まっている。

調査会社の上海万得信息技術(Wind資訊)によると、北京や深センなど一線都市では、住宅平均価格は過去6年間(2010〜17年)で約2倍に急騰し、二線都市は50%値上がりした。二線都市のサラリーマンは、飲まず食わずでもマンションを買うには10年以上かかるとされている。

また、中国の主要16都市では、住宅の年収倍率が10倍超の水準にあり、適正比率と言われる3〜6倍を大幅に上回っている。深センは32.44倍で、中国で最も「家を買えない」都市となった。上海は26.08倍、北京は25.48倍とそれに次いだ。

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