孫政才は江沢民派として法輪功迫害に参加してきた疑いがある。(新唐人テレビ)
反腐敗

前重慶市トップの孫政才氏が失脚か 後任は習近平氏の側近

15日に解任された重慶市トップの孫政才市党委員会書記(53)は現在、重大な規律違反の疑いで共産党中央規律検査委員会の調査を受けている。海外メディア数社は16日に伝えた。同市では、薄熙来前市委書記が2012年に失脚した。トップの相次ぐ失脚は中国の政界では異例とも言える。

香港紙・蘋果日報によると、孫氏は14日、全国金融工作会議に出席するため北京入りした後に連行された。

共産党は15日、孫氏の後任として重慶市党委書記に、習近平国家主席に近い貴州省トップの陳敏爾同省党委書記(56)を充てる人事を発表したが、孫氏の異動について「別途任用」の文言がないため、失脚の可能性が高いとの見方がある。

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