米雇用統計局によると、3分2の州で非農業部門の雇用者数は大幅に増加した。7月22日、米海軍の式典に出席するためホワイトハウスから離れるトランプ大統領(Ron Sachs - Pool / Getty Images)
米経済

米雇用、全米3分2の州で大幅に増加 失業率も低下

米国労働統計局(BLS)が7日発表した6月の雇用統計によると、景気動向を反映する非農業部門の雇用者数は、前月比で22万2000人増え、全米50州のうち33の州で増加した。増加幅は市場予測を上回り、4カ月ぶりの高水準を記録した。

失業率も全国的に低下し続けている。2017年6月の失業率は4.4%で、前年同月は4.9%だった。FRBが長期的に適当とする4.6%よりも低い。

ドナルド・トランプ大統領は7月15日、自身のツイッターで、ロシアをめぐる「ニセニュース」にもかかわらず、雇用と株式市場は良好な結果を示したとツイートした。

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