中国専門家、「中パ経済回廊」の収益性を疑問視
中国国内経済学者はこのほど、当局が主導する巨大経済構想「一帯一路」の一環として、パキスタンで建設を進めている中パ経済回廊の収益性に疑問を呈した。
中国人民銀行(中央銀行)元金融政策委員の余永定氏が、8月12日黒竜江省伊春市で開催された「中国金融40人フォーラム」に出席した。同フォーラムのテーマは「開発性金融および『一帯一路」建設」だ。
中国メディア「財新網」によると、余永定氏は同フォーラムで、「パキスタンへの投資で収益を得られるのか、または元本を回収できるかについて、われわれは慎重に考えなければならない」と発言した。
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