インタビュー:カタルーニャ独立は中止もやむなし=元アドバイザー

[ベオグラード 11日 ロイター] – スペイン北東部カタルーニャ自治州を含めコソボなどの独立派に助言を行ってきた英国の外交コンサルタントが、同自治州は独立を中止せざるを得ないとの見解を示した。有効性が疑問視されている国民投票を拠り所とした独立は、誰にも認められないだろうとみている。

非営利組織(NPO)「インディペンデント・ディプロマット」の創立者であるカーン・ロス氏は、これまで南スーダン、西サハラなどでも独立派と仕事をしてきた。同氏はロイターの電話インタビューに応じ、スペイン政府が同意する国民投票が実施されなければ、危機の解決方法はないとした上で、そのために他の欧州連合(EU)加盟国に圧力をかけるよう要請するべきだとの意見を提示。

「完全な独立宣言をしていたら、非常に大きな問題となり、スペイン政府との明らかな対立につながっていたはずだ。彼(自治州のプチデモン州首相)は、独立を認めて欲しいと考えているとみられる国々からも、独立を宣言しないよう強い圧力を受けていた」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
中国・ネパール国境のチベット・キドン県で、ネパール側の鉄砲水と土石流により道路や建物が被害を受けた。中国側は死傷者・行方不明者の発生を公表。通信・電力も遮断され、救助活動が続く
赤根智子ICC所長は8月、トランプ政権による経済制裁を受け、記者会見を開き「ICCの裁判業務に対する姿勢は変わらない」と述べた。一方でジェノサイド条約に日本が加盟していない現状について「恥ずかしいレベル」であると指摘した
イラン国営テレビがトランプ大統領の末っ子バロン氏の動向を監視する脅迫動画を放送した。殺害に1千万ドルの懸賞金がかけられていると主張。米シークレットサービスが調査に乗り出す
米加の貿易摩擦が激化し、トランプ米大統領がカナダ産品への一律50%関税を発表。緊密だった両国関係の急冷の背景には、USMCAを悪用した「中国製品の抜け穴」がある
ハンガリー外務省は、前政権が新型コロナ流行初期に行った約10億ドル規模の人工呼吸器調達をめぐり、詐欺や背任などの疑いで検察当局に告発した。約1万7千台の多くが使われず、調達価格や仲介業者をめぐる疑惑も浮上