チェコ下院選、ポピュリズム政党が躍進

[プラハ 21日 ロイター] – 21日開票されたチェコ下院選は、ポピュリズム(大衆迎合主義)政党のANOが大勝した。

ANOのアンドレイ・バビシュ党首は富豪で、実業家としての実績と既成政党の打破を訴え、有権者の支持を集めた。米国のトランプ大統領にもなぞらえられる。

ANOはユーロに懐疑的な立場をとっており、難民の受け入れも拒否している。

ANOの得票率は29.6%。2位の政党の3倍近い票を集めた。

ただ、バビシュ党首は欧州連合(EU)の補助金をめぐる不正疑惑で捜査対象となっており、今後、連立協議の難航が予想される。

同党首は繰り返し疑惑を否定している。

関連記事
全世界の若者から絶大な人気を博しているショートビデオ共有アプリTikTok。しかしアメリカでは最近、バイデン大統領がTikTokに関する新法に署名した。
中国共産党はWHOを代理人とし、米国に対する「ハサミ戦略」を始めるだろう。新たに進められているパンデミック条約がその引き金となる。
韓国最大の太陽光発電メーカーであるハンファ・ソリューションズ傘下のQcellsは中国江蘇省啓東市にある工場を6月30日に永久閉鎖する。
中国共産党の国家安全部が主導する研究機関は、AI技術とビッグデータを利用してカナダの華人議員の個人情報を密かに収集している。
米イエレン財務長官の最近の訪中は、新たな貿易戦争の予兆であるとする見方がある。イエレン氏は中国当局に対し、ダン […]