拘束されたサウジ王子ら、汚職・横領・資金洗浄などの容疑=当局者

[リヤド 6日 ロイター] – サウジアラビアの汚職対策委員会が4日遅く、11人の王子や4人の現職閣僚、元閣僚ら数十人を拘束した件を巡り、同国当局者は6日、ロイターに対し、王子らは汚職や横領、資金洗浄、職権乱用などの容疑で拘束されたと明らかにした。

この当局者によると、投資会社キングダム・ホールディングを所有する著名投資家アルワリード王子は資金洗浄、汚職、当局者への強要の疑いがかけられている。

国家警備相のムトイブ王子は横領、架空の職員採用、自身の企業への軍事品発注などの疑いが持たれている。

また、国営石油会社サウジアラムコの取締役であるアッサーフ元財務相は横領や、内部情報を利用して土地取引で利益を得た疑いなどが持たれている。

関連記事
中国共産党はWHOを代理人とし、米国に対する「ハサミ戦略」を始めるだろう。新たに進められているパンデミック条約がその引き金となる。
韓国最大の太陽光発電メーカーであるハンファ・ソリューションズ傘下のQcellsは中国江蘇省啓東市にある工場を6月30日に永久閉鎖する。
中国共産党の国家安全部が主導する研究機関は、AI技術とビッグデータを利用してカナダの華人議員の個人情報を密かに収集している。
米イエレン財務長官の最近の訪中は、新たな貿易戦争の予兆であるとする見方がある。イエレン氏は中国当局に対し、ダン […]
全世界の軍事費支出が9年連続で増加し、過去最高値を再び更新したことが明らかになった。スウェーデンに本部を置くシンクタンク「ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)」が22日(現地時間)に公開した報告書によると、昨年の全世界の軍事費支出規模は約2兆4400億ドル(約772兆円)に達すると集計された。