経済再建狙うベネズエラの仮想通貨、専門家は実現を疑問視
[カラカス 5日 ロイター] – ベネズエラのマドゥロ大統領は、石油や天然ガス、金などの埋蔵資源を裏付けとする仮想通貨「ペトロ」の導入を発表した。ただ、投資家や専門家は、同国が金融市場で抱えている信用問題に仮想通貨も直面すると指摘し、実現を疑問視している。
マドゥロ大統領は3日のテレビ演説で、米国主導の金融制裁を克服し、金融面での主権を回復する上で「ペトロ」の導入が役立つと説明した。
ベネズエラの通貨ボリバルは大幅に下落しており、国内では食料や医薬品など生活必需品の不足が深刻になっている。
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