北朝鮮で製造された偽ドルを原寸の400倍まで拡大して、識別を行っている松村ラテクノロジー社(東京)。写真は2006年に撮影されたもの。(KAZUHIRO NOGI/AFP/Getty Images)

韓国で新版の偽100米ドル札 鑑定機をすり抜けるほど 北朝鮮関与か

韓国の銀行は最近、精巧な偽100米ドル札の新版を発見した。韓国のメディアは、北朝鮮が国家ぐるみで偽造した可能性が高いと伝えた。

KEBハナ銀行ソウル支店は先月、同ニセ札を摘発した。偽札鑑定機が判別できないほどの精巧さだという。同銀行の偽札対策部門の責任者の説明では、これまでに摘発された同ニセ札は2001年または2003年の刻印だが、今回は2006年の刻印だった。

同責任者は、これほど完成度の高いものを偽造するには、1億米ドル以上の巨額設備投資が必要として、国家ぐるみの犯行である可能性が高いと指摘した。韓国の専門家は韓国以外の国にも流れているとみている。

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