1月の訪日外国人は9%増の250万人、1月として最高=政府観光局

[東京 21日 ロイター] – 日本政府観光局は21日、1月の訪日外国人客数は前年同月比9.0%増の250万1500人で、1月としての過去最高を記録したと発表した。国別では、韓国が最も多く同28.5%増の80万3800人、次いで中国が同0.3%増の63万2300人、台湾は同0.1%減の35万0500人だった。

政府観光局によると、昨年は1月末だった中国の春節休暇が、今年は2月になったたため、1月の中国・台湾・香港からの訪日客数は伸び悩んだ。

田村明比古観光庁長官は会見で「春節が2月になった要因があるにもかかわらず、1月は全体で9%増と、2018年は順調なすべり出しだった」とコメントした。

これまでに同庁に入った報告によると、2月の春節の中国系旅行客数は堅調で、2月の数字は大幅な増加が見込まれるという。

(宮崎亜巳)

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