神韻

人気ドラマ『シャーロック』相棒の俳優「色調、音楽、舞台演出、どれも素晴らしい」

著名劇場リンカーンセンターなど北米公演で盛況だった神韻芸術団。世界巡回公演の只中で、計14の英国ロンドン公演が16日、スタートした。現代に甦る中国古典舞踊と、オーケストラ団を率いて中華数千年の歴史を壮大なスケールで表現する。ロンドンのドミニオン劇場で行われた公演には、人気テレビドラマ『シャーロック(SHERLOCK)』で探偵ホームズの相棒役ジョン・ワトソン役を演じた俳優マーティン・フリーマン氏も鑑賞に訪れた。

フリーマン氏は映画『ホビット』シリーズへの主演を務め、エミー賞、英国アカデミー賞、エンパイア賞をそれぞれ1度受賞する実力派俳優。神韻鑑賞後のインタビューで「とても素敵でした。技量は高いものです。色調、音楽、舞台演出、どれも素晴らしい」「ダンスには身を見張る技能の高さがあります。非常に小さいころからトレーニングを重ねてきたのではないかと想像します」と語った。

神韻芸術団のホームページによると、ニューヨークを拠点とし、中国伝統文化の復興をモットーに掲げる。中国の神話や典故、民族物語をテーマにしたショートストーリー、ほか二胡単独演奏、独唱などを組み合わせた総合芸術の舞台。神韻専属オーケストラ団は、琵琶や二胡、銅鑼、鈴など東洋楽器を西洋のオーケストラに取り入れたオリジナル音楽を演奏する。

他にも、ロンドン公演での鑑賞者の声を紹介したい。

 

インターナショナル・ゴルフ&リゾート・マネージメント代表マイケル・ロングショウ(Michael Longshaw)氏「私が特に気に入っているところは、演目のそれぞれの小さなピースがみな繋がりを持って、一つの作品を作り出していることです」

マイケル氏の娘でダンサーのアイリン・ロングショウ(Aisling Longshaw)氏「(神韻には)世界中に影響を与えた、多くの中国舞踊の技法が含まれているのでしょう。中国で演じることができないのは、とても残念なことです」

ロンドンのサットン区長ジーン・クロスビー(Jean Crossby)氏「このような舞台は今まで見たことがありません。素晴らしかったです」「もし素晴らしいイブニングを迎えたいならば、あなたは神韻を観るべきです。信じがたいほど美しい体験です。これまで多くのショーを見てきましたが、神韻はベストです」

五千年の時を経て培われた古典芸術の世界が、今日、舞台に甦る。神韻芸術団2018世界ツアーはニューヨークの著名劇場を中心に、全席完売と追加公演が相次いだ。たぐいまれなる才能にあふれたダンサーの技巧、西洋と中国の古典楽器を組み入れたオリジナル楽曲など、現代のアーティストたちへ「温故知新」のインスピレーションを与えている。

舞台演目は、中国典故や、台湾、チベット、モンゴルなど地域の民俗芸能を取り上げたショートストーリー仕立てとなっている。他にも、独唱や単独二胡演奏など。一公演で、人類文明の栄華を包み込んだ中国芸術を贅沢に堪能できる。

米ニューヨーク拠点の神韻芸術団は、ダンサーやオーケストラ団、技術担当を含む数十人のグループを5つ有し、各都市を巡る地域ツアーを行う。2月中旬からヨーロッパとアジアツアーが開始し、待望の日本公演は4月中旬からだ。

神韻の舞台を伴奏するオーケストラ団は、北米や台湾で単独公演も成功を収めた神韻交響楽団が担当。西洋楽器と、二胡、琵琶、竹笛、銅鑼など東洋伝統楽器を混合したオリジナル音楽を演奏する。

日本公演の日程は2018年4月17日~5月2日。東京、宇都宮、川口、名古屋、西宮、京都の6都市で公演する。チケットは専用オンラインサイトで詳しい日程と公演時間を確認でき、座席を選んでチケット購入ができる。ぴあなど各種チケットサービスでも神韻のチケットを取り扱っている。

東京  4月17日~19日 文京シビックホール
宇都宮 4月21日 宇都宮市文化会館 大ホール
川口  4月23日~24日 川口総合文化センター リリア メインホール
名古屋 4月25日~26日 名古屋国際会議場 センチュリーホール
西宮  4月28日 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
京都  5月1日~2日 ロームシアター京都 メインホール

(編集・甲斐天海)