「あきれ顔」事件 米政府に飛び火 亡命者らが調査求める
13日の中国両会(全国人民代表大会と全国政治協商会議)記者会見で起きた女性記者の「あきれた顔事件」は、米ホワイトハウスにも飛び火した。ホワイトハウス公式ウェブサイトでは14日、オランダに亡命をした中国人活動家が米政府に対して、米国に法人登録をしている「全米テレビ(American Multimedia Television USA、AMTV)」と中国当局の関係を徹底的に調査するよう呼び掛けた陳情書が掲載された。
当日の記者会見で、上海に拠点を置くメディア、「第一財経」の梁相宜記者は、形式的で長い質問をする米国メディアと称する「全米テレビ」の張慧君記者に対して、あきれた表情を見せた。その様子がインターネット上で投稿された後、話題となった。
ネットユーザーが調べたところによると、「全米テレビ」は中国当局の対外プロパガンダ機関であり、「偽海外メディア」と批判された。
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