韓国大統領府高官「中国の動き注視」、金正恩氏の訪中報道で
[北京/ソウル 27日 ロイター] – 韓国の青瓦台(大統領府)の高官は27日、中国・北京で急速に展開している状況を注視している、と述べた。ソウルで匿名を条件に語った。
ブルームバーグは26日、関係筋3人の情報として、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が中国を訪問したと報じた。報道が事実であれば、北朝鮮の最高指導者の地位を継承した2011年以来初の外遊となる。
韓国大統領府の同高官は「あらゆる可能性を念頭に中国の動向を非常に注意深く見守っている」と述べた。また、米朝首脳会談を控える中で、北朝鮮と中国の関係が改善するのは前向きな兆候、とも強調した。
関連記事
中共外交部の報道官が数日間にわたり、サンフランシスコ平和条約(1951年)の合法性を否定し、国際法上の効力を持つのはカイロ宣言とポツダム宣言であると強調したことが、国際社会や法学界で議論を呼んでいる。日中間で「台湾有事」をめぐる外交的緊張が高まるなか、事態は新たな局面に入った
物議を醸している英ロンドンにある中共の「メガ大使館」計画が、3度目の延期となった。イギリス政府は12月2日、この計画の審査期限を来年1月20日まで延長すると発表し、国家安全保障上の懸念が一段と高まっていることを理由に挙げた
浜崎あゆみの上海での公演がキャンセルされた後の行動に称賛が集まっている。中共政府の常軌を逸した日本への外交攻撃に巻き込まれたが、今回のトラブルはかえってチャンスを広げる結果となるかもしれない。
米下院が社会主義体制の弊害を非難する中、中国共産党からの離脱「三退」は4億5500万人を突破。宗教弾圧や権力集中への国際的懸念が強まる一方、中国社会では静かな体制離れが広がっている
中国共産党が世界的な規模で拡張を続ける野心と、それに伴う国際安全保障上の脅威が懸念される中、多くの国々が戦略の見直しを加速させている