あなたの町に着弾したらどうなる? 「核地図」で核攻撃の被害が一目瞭然

核兵器の攻撃を受けたらどうなるのか。米NPO団体「Outrider Foundation」が核爆弾を任意の地点に落としたときの被害状況を教えるサイトを公開した。

 

利用者が核兵器の攻撃地点を入力し、核兵器の種類と爆発方式(地上か空中か)を選択すれば被害の規模をグラフィックと数値で知ることができる。同サイトでは4種類の核兵器が用意されている。15キロトンの広島型原爆、150キロトン級の北朝鮮の「火星-14」、300キロトン級の米軍W-87、そして5万キロトン級のツァーリ・ボンバだ。

 

また、地上起爆または空中起爆が選択でき、地上の遮蔽(しゃへい)物の影響を受けない後者の場合には被害が格段に増加する。例えば火星-14が東京に着弾した場合、空中起爆は地上起爆と比較して死者と負傷者がともに倍になると計算されている。

 

サイトによれば、火星-14が東京国立博物館に着弾した場合、死者247,301人負傷者617,241人になると予測されている。爆発によって生じた火球は1平方キロメートル、放射線は11.8平方キロメートル、衝撃波は18.6平方キロメートル、そして熱は68.4平方キロメートルの範囲に及ぶとされている。空中爆発した場合にはさらに広範囲にわたって被害が発生するとされている。

 

参考サイト(https://outrider.org/nuclear-weapons/interactive/bomb-blast/)

 

(翻訳編集・文亮)

関連記事
アメリカの漁師が、色鮮やかで極めて珍しい巨大なヒトデを捕獲した。このヒトデは、絶滅危惧種とされているヒマワリヒトデだった 
中国共産党の西側への浸透工作が注目されている。EVバッテリー工場Gotion Inc.の中国親会社は、従業員が中国共産党への忠誠を誓う様子を示す報告と動画を出した。米国の各界から、同社と中国共産党との関係の調査が求められている。
ジム・リッシュ米国上院議員はikTokは洗脳マシンのようにできている、青少年を引きつけ影響している、数百万人の米国人の健康、安全、プライバシーにとって長期的に最も大きな脅威を引き起こす可能性があると指摘。
ワグネル傭兵団のリーダーであるエフゲニー・プリゴジン氏は23日、ロシア軍トップのワレリー・ゲラシモフ将軍がウク […]
平均的に、米国人は自分のスマホに40のアプリを入れている。その中には便利なものもある。しかし、新しいレポートによると、多くのアプリは、表向きは便利なものであっても、人々のプライバシーにとって危険である。アプリは個人データを収集し、その結果を第三者と共有する。多くの場合、私たちの知識や同意なしにそれが行われている。