日本のレアアースを狙って 中国船が日本EEZで無断採取

中国籍の船舶は継続的に、日本の主権として国連海洋法条約が定める排他的経済水域(EEZ)に、日本に許可なく侵入し、希少資源を採取している。最近、日本の最南端島で世界需要の数百年分のレアアース泥が発見された。中国は、学術的にも同地域の希少類に言及し、優先権(先取権)を狙っているとみられる。

読売新聞4月14日付によると、中国当局は「海洋調査」を名目に、日本のEEZに船舶を派遣している。実際に、日本側には無許可で、秘密裏に、豊富な資源を含む「海底熱水鉱床」やレアアース(希土類)鉱床、希少な深海生物を採取しているという。

報道によると、海上保安庁は日本の許可なく海洋調査を繰り返し行う中国船の動きを把握しているが、積極的に外国船舶を除去する行動をとっていない。

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