ポンペオ氏が米国務長官に就任、直ちに欧州・中東訪問へ

[ワシントン 26日 ロイター] – 米議会上院は26日、ポンペオ中央情報局(CIA)長官の国務長官指名を承認し、同氏が国務長官に就任した。上院は57対42で承認。ポンペオ氏の国務長官就任には民主党が抵抗を示していた。ただ、投票では民主党議員6人と無所属1人が賛成に回った。

ポンペオ氏は今月、トランプ大統領の指示を受け北朝鮮を訪問、金正恩朝鮮労働党委員長と会談しており、既に外交政策に関与している。

国務省はポンペオ氏の就任宣誓直後に最初の外遊を発表。27日にブリュッセルで開かれる北大西洋条約機構(NATO)外相理事会に出席するほか、週末にはサウジアラビア、ヨルダン、イスラエルを訪問するという。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

関連記事
世界最大の仮想通貨取引所バイナンスの創業者で元最高経営責任者(CEO)の趙長鹏被告(47)に対し、米検察当局は23日、マネーロンダリング(資金洗浄)の罪で禁錮3年の実刑判決を求刑した。赵被告は昨年11月、反マネロン法違反の罪状を認めており、30日にワシントン州シアトルの連邦地裁で量刑が言い渡される。
全世界の若者から絶大な人気を博しているショートビデオ共有アプリTikTok。しかしアメリカでは最近、バイデン大統領がTikTokに関する新法に署名した。
中国共産党はWHOを代理人とし、米国に対する「ハサミ戦略」を始めるだろう。新たに進められているパンデミック条約がその引き金となる。
韓国最大の太陽光発電メーカーであるハンファ・ソリューションズ傘下のQcellsは中国江蘇省啓東市にある工場を6月30日に永久閉鎖する。
中国共産党の国家安全部が主導する研究機関は、AI技術とビッグデータを利用してカナダの華人議員の個人情報を密かに収集している。