タワークレーン操縦士、27都市でデモ 賃上げ求める=中国

河北省石家莊市、江西省南昌市など27都市で、タワークレーン車の操縦士たちが賃上げを求めて抗議デモを展開している。5月1日の国際メーデーに合わせて行われたデモは注目を集めている。

4月27日、四川省自貢市で操縦士らは横断幕を掲げ、デモ行進を行った。その後、抗議活動は湖北省仙桃市、河南省駐馬店市、貴州省清鎮市、湖南省衡陽市、江蘇省淮安市、福建省アモイ市など18省27都市まで広まった。

デモ参加者は賃上げと残業代の支給を求めている。「危険な仕事なのに、給料が低い。5年前から給料が上がっていない。残業代もない。家族を養うのは困難だ」と訴えている。

▶ 続きを読む
関連記事
黒タク急増で10時間走っても赤字? 中国・東北でタクシーが一斉スト。追い詰められた運転手たちの町で何が起きているのか
冬に入って以降、中国の多くの地域で呼吸器系疾患が流行のピークを迎えつつあり、少なくとも17の省でインフルエンザが流行している。北京では他地域に先駆けて流行がピークに達し、インフルエンザの陽性率は45%近くに上っている
日本維新の会の石平参院議員は4日、自民党の麻生太郎副総裁が「(高市首相は)中国からいろいろ言われているが、言われるぐらいでちょうどいい」と発言したことについて、「むしろ、中国から文句の一つも言われない日本の指導者の方が要注意であろう」と同意した
湖南省の湘雅二病院で新生児が2度の開胸手術後に死亡した。遺族は医療ミスを疑い、病院側は死亡原因も監視映像も示していないという。ECMOや呼吸器の取り外しも同意なしとされ、危篤時も父親は面会できなかった
中国SNS「ウェイボー(微博)」で異例の凍結ラッシュ。「于朦朧事件」に触れた人は次々と凍結され、利用者の怒りが高まっている。