京都嵐山で観光用人力車サービスを提供する会社、「えびす屋」はSNSに、近年嵐山の竹林の小径で落書きが増えたと書き込んだ。写真は中国語の落書き(FBアカウント・えびす屋嵐山よりスクリーンショット)

京都嵐山の竹林が落書き被害、「竹が泣いている」

京都の代表的な観光スポット嵐山の竹林が落書き被害に遭っている。竹の幹に様々な外国語の文字が刻まれた。

嵐山で人力車サービスを提供する会社、「えびす屋嵐山」は5日、Facebookで、韓国語や中国語、英語で書かれた落書きの写真を掲載し、「竹が泣いています」との一文を添えた。

同投稿によると、竹林の小径での落書きが近年非常に増えた。「落書きをしているところを見かけたら注意していただけると幸いです」と呼び掛けた。

台湾メディア「東森新聞」(6日付)は、数万本の竹が生い茂る竹林の小径は、台湾や中国人観光客が日本ツアーで必ず訪れる大人気スポットだという。壮大で美しい竹林の景色について、「一部のネットユーザーは、写真を取るだけでも1時間以上かかると話した」という。

中国語簡体字で書かれた落書きは「李伟立到止一遊(李偉立、ここに来た記念)29-3-2018」との文字があった。

 

同紙は「道徳観の低い人はこの美しい風景を大事にしていない」と嘆いた。香港紙・蘋果日報も同日、「李偉立は誰なのかを徹底的に調べたい」と強く非難した。

一方、中国国内では10日現在、「視世角」を除いて、ほとんどのメディアはこの落書きを報じていない。

しかし、中国語の落書きには、遊覧を意味する簡体字の「游」ではなく、繁体字の「遊」となっている。これに関して、ネットユーザーの間で、「李偉立は、大陸出身なのか、それとも台湾出身なのか」との論争が広がった。

(翻訳編集・張哲)

 

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