米朝首脳会談、シンガポール時間6月12日午前9時開始の予定=ホワイトハウス

[ワシントン 4日 ロイター] – 米ホワイトハウスは4日、今月12日に予定される米朝首脳会談開催に向けた準備は順調に進んでおり、トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長がシンガポール時間午前9時(米東部時間11日午後9時、日本時間12日午前10時)に会談を始めることが予定されていると発表した。

前週1日に届けられたトランプ大統領宛ての金氏の親書の内容に関する質問に対しては、サンダース大統領報道官は詳細に踏み込むことは控え、「状況は引き続き前進しており、良好な進展があったと感じている」と述べるにとどめた。

その上で「トランプ大統領は国家安全保障チームから北朝鮮について日々の状況説明を受けている」とし、「米朝首脳会談をシンガポール時間6月12日午前9時に開始する予定となった」と述べた。

北朝鮮に対し最大限の圧力を掛ける方針は継続するのかとの質問には、サンダース報道官は方針に変更はないと言明。「対北朝鮮制裁を維持する。制裁は非常に強力であり、北朝鮮が非核化を実現しない限り、解除することはない」と述べた。

トランプ大統領は前週、北朝鮮がより協調姿勢を示していることから、今後「最大限の圧力」という表現は使いたくないとの考えを示していた。

*内容を追加して再送します。

関連記事
新しく就任した米軍のインド太平洋軍司令官、パパロ上将は5月3日、ハワイで開催された司令官交代式において、中共によるインド太平洋地域への侵略と影響力の拡大を「違法であり、脅迫や挑発、欺瞞を伴う行為」と指摘した。
5月2日に開催された、米連邦議会上院軍事委員会の公聴会では、「世界の脅威」について議論され、ヘインズ総監は中共とロシアの秘密協力が政治、経済、軍事、技術の各分野に及び、特に台湾問題にも大きな影響を与えていると述べ。
ロシア当局は中国共産党と歩みを揃え、自国内で信仰への弾圧を強めている。モスクワ市トゥシンスキー地区裁判所は4日、法輪功学習者であるナタリヤ・ミネンコワ氏(46)について、2カ月間の拘留を命じた。
5月3日早朝、ロシア警察による法輪功学習者の家宅捜索が5件あった。「望ましくない組織」のために活動した疑惑で、4名が拘束された。ロシアの主要メディアが報じたが、法輪功に関して、中国共産党による誤った情報をそのまま流している。
フランスで、中国共産党の海外警察組織が反体制者を中国へ強制送還しようとする事件が発生した。 駐仏中国大使館の職 […]