金委員長、シンガポール空港に10日到着=関係筋

[シンガポール 8日 ロイター] – 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は、12日の米朝首脳会談に向けシンガポールのチャンギ空港に10日に到着する予定だ。外遊に関係する関係筋1人が明らかにした。

8日発行の新聞では、シンガポールの軍用空港、パヤ・レバー空軍基地での米軍機と高官の移動用に通常使われるヘリコプターの写真が掲載された。

両首脳の旅程は公表されていない。

メディア報道によるとトランプ米大統領は、過去にも米大統領のシンガポール訪問時に利用したパヤ・レバー空軍基地に到着する可能性が高い。

金委員長は2011年の首脳就任以来、飛行機での外遊は5月に中国を訪問しただけとみられる。委員長が利用するソビエト時代に製造されたイリューシン62M型はシンガポールまで直行可能だが、長距離はそれほど飛行していないとみられるため、中国に立ち寄る可能性も報じられている。

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