世耕経産相、東電の福島第2原発廃炉方針を「高く評価」

[東京 14日 ロイター] – 世耕弘成経済産業相は14日、東京電力<9501.T>の小早川智明社長が福島第2原子力発電所を廃炉とする方向で検討していると明らかにしたことを受けた会見で、「経営トップが地元の声や福島の現状を受け止めて判断し、方向性を示したことは高く評価したい」と述べた。

そのうえで、東電には福島復興への貢献という視点に立ち、関係者とコミュニケーションを重ねながら、廃炉に向けた具体的な検討を進めることを期待するとし、近く経営陣と会い、考えを聴く機会を持ちたいとの意向を示した。

経産省としては「廃炉をしっかりと進めさせる、賠償をしっかりと進めさせる。福島復興への貢献を進めさせるという観点から(東電の)株主になっている」とし、引き続きこの観点から東電をしっかり指導していきたいとした。

▶ 続きを読む
関連記事
今回の防衛予算計画について、日本の小泉進次郎防衛大臣は強い口調で説明した。 小泉進次郎防衛大臣「日本を取り巻く […]
トランプ米大統領:「諸君が想像する通り、我々は非常に困難な問題をいくつか抱えている。ネタニヤフ首相はおそらく、 […]
中国共産党軍は台湾周辺で大規模軍事演習「正義使命-2025」を実施し、30日、台湾海峡周辺海域に向けてロケット弾27発を発射した。
ロシアはウクライナによるプーチン大統領別邸への攻撃を主張し、和平交渉の立場を再検討すると表明。対するゼレンスキー氏は捏造だと反論した。トランプ次期米大統領が仲裁に動く中、領土や安全保障を巡る火種が燻っている
大音量の軍事演習。 静まり返る芸能人。 今年の台湾包囲軍演で確認できたのは、威嚇ではなく学習効果?