朝鮮半島非核化への取り組み、韓国の構造リスク低下も=フィッチ

[13日 ロイター] – 米朝首脳が会談し朝鮮半島の非核化に関する共同声明に署名したことについて、格付け会社フィッチ・レーティングスは13日、最終的に北朝鮮の外交関係の正常化につながり、韓国の信用格付けに対する構造リスクを低下させるとの見解を示した。

一方、共同声明は非核化の具体的な定義や達成への取り組みに関する詳細が不十分だったと指摘。また和平プロセスが韓国の財政に与える影響も不透明だとした。

その上で、非核化後の関係正常化は、韓国経済にとって大きな長期的メリットをもたらす可能性があるとの見解を示した。

関連記事
全世界の若者から絶大な人気を博しているショートビデオ共有アプリTikTok。しかしアメリカでは最近、バイデン大統領がTikTokに関する新法に署名した。
中国共産党はWHOを代理人とし、米国に対する「ハサミ戦略」を始めるだろう。新たに進められているパンデミック条約がその引き金となる。
韓国最大の太陽光発電メーカーであるハンファ・ソリューションズ傘下のQcellsは中国江蘇省啓東市にある工場を6月30日に永久閉鎖する。
中国共産党の国家安全部が主導する研究機関は、AI技術とビッグデータを利用してカナダの華人議員の個人情報を密かに収集している。
米イエレン財務長官の最近の訪中は、新たな貿易戦争の予兆であるとする見方がある。イエレン氏は中国当局に対し、ダン […]