英紙フィナンシャルタイムズによると、過去1年間中国当局は国際テロ組織タリバンの幹部と複数回接触した。写真は、今年6月内戦に苦しむアフガニスタンの一部の国民が停戦と平和交渉を呼び掛けるデモ進行を行った(WAKIL KOHSAR/AFP/Getty Images)

中国当局、タリバンと頻繁に接触=英紙

英メディアはこのほど、中国当局がアフガニスタンの国際テロ組織タリバンの幹部と頻繁に接触し、中国国内に招いたこともあると報道した。専門家は、中国当局が国際テロ組織と独裁政権をバックアップしていることをあらためて浮き彫りにしたと指摘した

英紙フィナンシャルタイムズ(FT)が今月6日の記事で、過去1年間、中国政府担当者が複数回、タリバンのメンバーと接触し、アフガニスタン情勢で主導権を握ろうとしていると報じた。

中国当局とタリバンとの協議に関わった情報筋によると、中国側が積極的にタリバンとコンタクトを取ろうとしている。当局がムスリムに寛大であるとアピールするために、タリバンの上層幹部をモスク(礼拝施設)などへの見学を案内し、ハラールフードに招待した。

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