トルコ通貨危機、テネシー州退職基金にまで影響が波及

[ニューヨーク 27日 ロイター] – トルコ通貨危機が幅広い新興国投資家を揺さぶっており、米テネシー州の公務員退職年金基金にまで影響が波及している。

トムソン・ロイターが6月30日時点の情報開示資料に基づいて集計したデータによると、テネシー州の公務員退職年金基金を運用するTCRSはiシェアーズMSCIトルコ上場投資信託(ETF)<TUR.O>の受益権を88万口余り保有しており、資産価値は24日時点で約1900万ドルと機関投資家として同ETF最大の株主だ。

トルコのエルドアン大統領の金融政策に対する介入や、米国との外交関係悪化を巡る懸念を背景に、同ETFは基準価格が年初来で約半分に低下。年初来でトルコリラの対ドル相場は37%余り下落し、トルコ株式市場のBIST100種指数<.XU100>は約22%下がった。

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